エンタープライズリスクマネジメント研究



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エンタープライズ・リスクマネジメントシステム構築のメリット

ステークホルダーヘの信頼性と透明性を確保できる

企業のエンタープライズ・リスクマネジメントシステムに対しステークホルダーが高い関心を持っていることは、有価証券報告書のリスクに対する情報開示要求などからも明らかです。全社的なリスクマネジメントシステムを構築して社内外にアピールすることは、企業の信頼性と透明性を確保することにつながります。

格付会社へのアピールが可能になり、企業イメージが向上する

格付会社では、企業のリスクマネジメントヘの取組み状況に高い関心を寄せており、格付に際しては当該企業においてどのようなリスクが認識されているのか、そのためにどのようなマネジメントが行われているのかということが考慮され、格付けが決定されます。 。

リスクを明確に把握、管理することで保険料の削減が可能になる

全社のリスクを把握することで、社内で対策を取ることが可能なリスクと、保険によって移転されるべきリスクが明確に判断できるようになります。各部門や部署でのリスク対策で保険によるリスクの移転が行われていたような場合でも、エンタープライズ・リスクマネジメントシステムの運用による明確なリスク対策の策定と社内のリスクに対する意識の向上により、保険を掛ける必要がないという結論になる場合もあるかもしれません。実際、エンタープライズ・リスクマネジメントを実施しロスプリベンション(損害防止の活動)を徹底することで、保険料の削減に成功している企業もあります。

リスク対策にかける費用の配分を適切に行うことが可能になる

各部門や部署で独自に実施しているリスク対策の適切性、つまり対策が必要十分で重複がなく、過度でないことを全社の視点から評価することが可能になるため、リスク対策費用の適正配分が可能になります。

リスクとリターンの関係を考慮し、共通の尺度で意思決定できるようになる

想定されるリスクの大きさに対して、企業は十分なリターンを得られるのかに関して、新規事業ヘの進出や投資の決定時に全社的視点で判断を行うことが可能になります。